馬刺し(馬肉)って身体にいいのかな?
最近馬刺しにはまってます。切り落としを通販で買って食べたんですがすごくおいしかったです。お店で食べると当たりはずれ激しいですよね。
やっぱり値段が高い所の馬刺しがいいのかなぁ・・
さて、馬刺し(馬肉)って栄養価どうなんだろう?と思い調べてみました。ヘルシーってよく聞きますよね。
【馬肉の特徴】
①低カロリー
100g中 110kcalしかありません。牛肉に比べれば部位にもよりますが低いです。*文部科学省「五訂増補日本食品標準成分表」参考
馬刺し100gは丁度1人前くらい。中々の量ですよね。食べごたえがありますね。
②高品質なタンパク質。低脂質・高タンパク
100g中20.1gがタンパク質です。文部科学省「五訂増補日本食品標準成分表」によると、豚肉、牛肉、鶏肉共にタンパク質が豊富のため高タンパク質です。
ところで、高タンパク質ってどのくらいのタンパク質で”高”ってつくの?と思って調べてみました!
高タンパク質とは・・・アミノ酸スコア(人間に必要な必須アミノ酸量に対して、その食品の不足している必須アミノ酸で算出されるもの。スコア100に近くなるほど高い。)が高く、肉や魚、乳製品などの動物性たんぱく質は主に高タンパク質です。*Webilo辞書より
てなわけで、肉は高タンパク質な物が多いですが、低脂質でありさらに高タンパク質ということが他の肉より勝ると思います。(ほかのお肉もおいしいですし、いいですけどね。)
ダイエットをしていると、食事制限をすることが多くなりますがその時気を付けないとのタンパク質不足。タンパク質は、体を作る重要なものなので必要不可欠です。
なので高タンパク質で低脂質であればダイエットに気を付けながら食事が出来ますよね。
また、脂質も体に必要不可欠なものですが、
国民健康・栄養調査報告によると20歳以上で脂質のエネルギー比率が30%を超えてとり過ぎている人は、男性で約2割、女性で約3割もみられます。
*グリコ 栄養成分百科 脂質 より引用
脂質を必要以上に取りすぎている人も多いため、低脂質であることはメリットであると考えます。
③鉄分が豊富
100g中4.3mgもの鉄分を含んでいる馬肉。月経中でない18~29歳の女性であれば1日6.0mg摂取する必要があります。
鉄分にはお肉や魚など動物性の食品から摂取できるヘム鉄と、野菜や海藻、大豆などの植物性の食品から摂取できる非ヘム鉄があります。ヘム鉄からの方が鉄分は吸収しやすく、非ヘム鉄を摂取する場合は、ビタミンCや動物性たんぱく質と一緒に摂取することで吸収率を上げることが出来ます。
そのため、馬肉が鉄分豊富であることは吸収率も良く効率的に鉄分を摂取することができます。
ちなみに・・・鉄分の話って看護師の中で結構使ったりするので覚えていると何かの役に立つかも。
おまけ どうして生で馬肉は食べていいの?
馬刺しっておいしいですよね。でもなんでユッケは生で食べちゃダメなのに馬刺しはいいのかなぁ。と思って調べてみました。
馬の餌の食べ方にポイントがあります。馬は、一度食べた食べ物を再び口に戻して噛み砕いで食べたりはしません。牛などは上記のことをして食べ物を食べます。この、再び口に戻して噛み砕いて食べる動作はO157などの腸管出血性大腸菌発生リスクを高めます。しかし、それをしない馬は発生リスクは低いといわれています。
また、馬は細菌性の食中毒を引き起こすカンピロバクターが発見されていないことなどの理由から馬刺しは禁止されていません。
*JSファーム株式会社 馬肉を知る から引用
もちろん馬肉に携わる会社が丁寧に、規則を守り提供してくれるからこそ馬刺しが食べられます。感謝ですね。ありがとうございます。
引用させていただいた方々に感謝申し上げます。